2013年8月7日水曜日

ビジネスと戦は違う 勝ち方が全然違う話。そして勝ち方を教えます。


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「昔は戦争をしていれば儲かった」

「奪うほうが手っ取り早く儲かったから戦争をしていたんだ」

「しかし、今では戦争をしても儲からないことがやっと分かった。だから戦争はもう起きない」

こんなことを言っている人がいました。

これが本当だと凄く良いことですね。

では、本題に入ります。
まず、戦争だと相手の弱点を探しますよね。

弱点を見つけそこを攻撃することはとても有効な手段だということは分かるかと思います。

悲しい話ですが、戦争は勝たなければ絶望の未来が待っています。

だから勝つために、お互い相手の弱点を見つけだし、そこを狙うのです。

弱点を見つけ出し、それが理由で勝てたらその弱点を見つけた人間は英雄になるかもしれません。

しかし、ビジネスの世界、仕事の世界もよく戦争だ!なんて言われたりします。

確かに似ている部分はあるかと思います。

しかし、勝ち方は全く別の話になります。

ビジネスの世界では、相手の欠点を探しているだけでは絶対に勝てません。

例えば、相手の会社を見に行って、相手の粗を探して帰ってきました。なんてのは意味がありません。

あなたの会社が負けているのに、相手の粗を探していても勝てないんです。

相手会社に粗があるのに”今”すでに負けているんです。

粗が見えるというのは、自分より劣っているということです。

あなたの会社より劣っているはずなのに負けているんです。

自社より劣っている会社の情報なんて普通、調べようとしませんよね。

ということは、あなたの目に映っている相手の弱点以上に相手の会社には良い部分があるから負けている、と捉えることが出来るのではないでしょうか。

相手の良い部分を真似しなければビジネスでは勝てないんです(社内のライバルに勝つためにも使えます)。

うちのほうがここが勝っているのと見えるのは、自分の会社のほうがその部分は得意だからです。

自社が得意で他社より勝っていることを確信し、自社に戻って安心していても勝てないんです。

「相手の会社はあそこが全然駄目だ!」なんて言っていても意味がないのです。

どこが凄いのか。これを見つけ真似したら勝てる可能性がグンと高くなります。

負け犬の遠吠えをしたいのなら、相手の欠点をいつまでも攻めていてください。

愚痴を言う人間で集まり負け犬の遠吠えをしていればいいんです。

勝ちたいなら相手の優れている点を見つめ、学ばなければいけないんです。

ライバルの良いとこを見るという意識を持ちましょう。

”負け犬の遠吠えになっているだけなのかどうか”

”悪口言ったほうの負け”

これを頭に入れておかなければ負けます。

相手が降参でもしてくれない限り、勝てる確率は非常に低いのではないでしょうか。