2013年5月30日木曜日

とにかく動けない場合の話。考えすぎて動けない場合。

何かをする場合、考えてから動くのが普通だと思います。

ですが、考えすぎてというか最終的に動けない、動かないようになる場合が多いのではないでしょうか。

それはどうしてでしょうか。何かをする場合は、出来るだけ良い知識を求めるはずです。良い知識を求めて探しますが、探せば探すほど知らないことの多さに驚きます。

1つ知るともっと良い方法があるんじゃないかとか、後で後悔をしたくないが為に全部わかった状態で動きたくなってしまいます。

これが
動けなくなる理由だと感じています。

知識を求めることは良い結果をだすのに大切なことかもしれません。

しかし、目的は動くことで動かないことには何も叶えることは出来ません。

知識を蓄え、自分と目的の遠さに嘆くのが目的ではないはずです。

動くために必要なことはただ一つ勇気という覚悟だと思います。

動いてぶつかる疑問を解消すれば一歩ずつ進んでいくことが可能です。

それをぶつかるか分からない疑問を全て知ろうと思うことに無理があるのかもしれません。

行きたい場所という目標がある場合、いきなりそこにワープすることは出来ません。

100万円を貯める方法は、100万円札を手に入れることではありません。100万円札はありませんよね。

1万円札が100枚貯まると100万円になります。

1万円札を手にする方法なら誰でも知っています。100万円札を手にする方法は誰も知りません。そんなものはありません。

今、知っていて出来ることをちゃんとやれば目標には十分近づくことが可能だと思っています。

確実な答えを見つけてから動ける人というのは一体どれ程いるのでしょうか。

考えることは楽しいことです。ですが、何か目標を達成するために知識を求めさまよい学んでいるとき、その考え方はやらなくていい言い訳を考えることになっていないでしょうか。

考えることは動きながらでも出来るはずです。明日野郎は馬鹿野郎と言います。

賢者は昨日すでにすましており、今でさえ遅すぎるのだというような言葉もあります。

ダイエットは明日から何て言いますが、それで明日になればまた明日になるのです。

この場合、もっと楽なダイエットはないのかなと思っていることが原因でもあると思います。

一番良いダイエットとは、食生活のバランスを調節し、適度に運動すること。

これは誰もが知っているはずです。なのに出来ない理由の多くは、自律することが出来ないからです。

自律するためには、現実を受け入れる必要があるのだと思います。

現実を受け入れれないとか、この考え方はまだ受け入れれないから、受け入れれるようになってからやると思うと出来ません。

まず、行動ありきが基本なのだと思うのです。動いてるうちに楽しさに気づくこともあるのではないでしょうか。

私が思うに、成功者でさえ、ある程度の段階で見切り発車しているのだと感じております。

全て理解してからというのでは遅すぎるのです。そして、理解するとは悟ることなのです。

しかし、全てを悟らなければ動けわけではありません。失敗を恐れる心が人を歩みを止め本当の意味で無駄になってしまうのだと感じております。

見切り発車でも動けるんだと思える段階になったとき、それは小さな悟りではないでしょうか。

100万円札がなく、いきなり百万円を手に入れることが大変なのと同じように、全て分かってから迷いなく動こうというのも、もしかすると幻想かもしれません。

迷いなく動こうと考えるのではなく、動いてもし迷ったときに考るのが動くことの秘訣ではないでしょうか。

不安だから迷うのです。起こる可能性のある不安を解消するために学ぶことは大切ですが、まだ起こっていない不安を感じ、心を惑わされると返って上手く行かないと思います。

最後に私から一言、「動いてから考えても意外と問題ないんですよ。」

この当たり前のことがやっぱり大事で、成功者と失敗者の大きな違いの一つではないでしょうか。